コラム

雨漏りって今時発生することはあるの?

昔の家は雨漏りが頻繁に起こって、室内にバケツを置いておくなんてシーンがありました。

しかし最近の住宅は非常に質が上がっており、屋根材からルーフィングシート、野地板にかけて、防水性の高いものが導入されています。
施工技術も高くなっていますので、早々に雨漏りが発生することはありません。

近年建てられた住宅であれば雨漏りを心配するケースは減ってきています。

ただ、そういった状況でも雨漏りが発生する可能性を秘めている箇所があります。

それは雨樋部分です。
雨樋は今も昔も塩化ビニル素材のものが導入されていることが多いです。

屋根材とは違って、そこまで強度はなく、耐久性にも若干劣る素材です。
そのため、雨樋が壊れて流水経路が確保できなくなり、壁ジミなどが起こって、それから雨漏りにつながってしまうことが考えられます。

雨樋は経年劣化が起きやすく、次第に割れやすい素材へと変化してしまいます。
イメージとしては洗濯バサミに近いです。

洗濯バサミも塩化ビニル素材でできていて、時間が経ったものは割れてしまうことがありますね。

それと同様に雨樋も経年劣化により割れてしまうことがあるので、築10年から15年ほど経っている場合は交換も検討した方が良いでしょう。

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