配色の決め方とその効果
建築空間や景観の色には、人の心理や認知能力に大きな影響を与えます。
ほどよい色彩プランを立てて、美しく快適な環境を作ることは心身両面の健康に役立つだけでなく、作業効率や安全性を高めることにも役立ちます。
色をあらわす体系を「表色系」といい、色相、明度、彩度の3つの要素で表します。
1、色相
色相とは色合いのことで、光の波長の長さで決まります。
色相には共通して受ける印象や効果があるのですが
たとえば、赤、オレンジ、黄色は食欲増進のイメージを、紫は食欲減退をイメージさせます。
・赤・・・防火、危険
・黄・・・注意
・緑・・・安全、避難
JISでは、上記のように色相が象徴するものを応用して
誰にもわかりやすい目安として「安全色彩」を定めています。
2、明度
明度とは、明るさのことで、色の反射率で異なってきます。
完全な黒の明度を0、完全な白の明度を10で表し、10に近いほど明るい色になります。
3、彩度
彩度とは、色の鮮やかさの度合いです。
白、黒、グレーの無彩色は彩度が0で、鮮やかになるほど数値は大きくなります。
住宅外観の配色は、中心的なベースカラー(基調色)とそれを補完するアソートカラー(配合色)、変化を与えるアクセントカラー(強調色)からなり、色相が近く似たような色を組み合わせる「グラデーション配色」や対照的な色合いの「コントラスト配色」などがあります。
横浜市鶴見区の「株式会社マダコム」は外壁塗装や屋根塗装をはじめとする塗装工事や防水工事、雨漏り調査などを行っています。
横浜市鶴見区周辺エリアで外壁塗装、屋根塗装、防水工事をお探しなら「株式会社マダコム」へお任せください。
お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ。